Q&A

U-netの活動の歩み

当NPO主催イベント「善循環の輪の集い」において、来場者と比嘉教授が交わした質疑応答の文字起こし集です。質問をクリックすると回答が表示されます。

EM基本技術

生ゴミを集めてEM1でぼかしを作っていますが、もっと効果的でオリジナルなぼかしの作り方を教えてください。
生ゴミで作る堆肥の質を上げるには、EM1にスーパーセラCを0.1~0.2%プラスして、ぼかしを作ると機能性が上がり、病害虫がなくなり成長も早くなります。
野菜作りに使用している井戸に大雨の時など外から水が入り悪臭が発生する時があり、野菜作りに悪影響があるのではないか不安です。この悪臭の消臭方法を教えてください。
井戸に100分の1位になるようEM活性液を入れると、井戸水がEM化されて臭いが消えます。さらに、井戸の周りにもEM活性液を入れれば、井戸周辺の水に含まれる有機質が肥料化していきますので、作物の栄養になります。
有機農業は近辺の有機物を完全利用するやり方が安くて効率的です。雑草や野菜くずなどを利用した青草液肥を作って使ってみてください。作り方は、100リットルの水に1リットルのEM活性液、30グラムのスーパーセラCと米ぬか1~2リットルを混ぜ、雑草や野菜くずなどを入れて作ります。4日で液肥になり使えます。なくなったら水とEM活性液を追加します。さらに4日毎に液肥として使え、2週間で底に溜まった雑草などが堆肥として使えるようになっています。悪臭が出たら、EM活性液とスーパーセラCを追加投入すれば消えます。この雑草などに、ミント等ハーブ類を加えれば害虫よけにもなりますし、この地域ならミカンの葉なども使えます。
これは水田にも応用できます。雑草は入れずに米ぬかの量を2リットルに増やし発酵させると1週間で使えます。この液肥を1週間おきに10アール当たり10~15回投入すると、雑草は生えないし7~8俵だった収量が10俵に増えます。
EMを地域にあわせて色々な方法で使い限界突破にチャレンジしてください。
EM活性液の作り方を失敗すると有酸素状態になり、きつい臭いがしますが、畑にまくと臭いは消えます。なぜこうなるのか教えてください。
きつい臭いは酪酸菌の臭いです。これはPH5.5で増えてきますが、畑にまかれ空気に触れますと働きが落ち臭いが消えます。そして、畑に残ったEMの効力が復活し他の微生物に作用し土壌が活性化されます。臭いのある活性液は作物の植えていない畑に投入すれば土壌改良材として使えます。
EM活性液投入地点までの距離が長い場合の方法は。
ドラム缶等タンクを水際に設置し、そこで水100に対しEM活性液1、EM3号1、米ぬか0.5、スーパーセラC0.5をそれぞれ混ぜ、タンクに入れた現場の水97に投入すれば、水を運ぶ手間が省け楽に二次活性液ができます。それを定期的に繰り返せば、水質浄化が確実に継続できます。
アオコが発生している場合、EM3号を入れたら良いでしょうか。
クロレラから成るアオコは好気性で窒素とリンが多く高分子化していますので、水面を覆います。これに光合成細菌が主体のEM3号を入れると、光合成細菌はクロレラの天敵ですからクロレラが減少し水質も浄化されますので、EM3号の投入は効果的です。
活性液の中に、ハーブなどで香り付けをしても良いでしょうか。
EMを一般の人々に普及活動をするには香り付けがあったほうが良いのでないかとの質問だと思います。天然のハーブであれば、問題はありません。クリーニングに最適なEMWは柑橘系の香りがします。これにはハーブが入っています。
良質なEM活性液を作るには、何を入れれば良いのでしょうか。
EM1号に糖蜜を加えて活性液を作っているのであれば、EM3号(光合成細菌)をEM1号の量の5%分を加えれば、より効果的な活性液になります。
霞ヶ浦の浄化をボランティアでやっています。活性液の二次培養、三次培養で培養コストを下げていますが、特に糖蜜の費用が馬鹿になりません。効果が維持できてコストを下げる方法を教えてください。
二次培養、三次培養でのコストを抑える活性液の作り方です。糖蜜を千分の一にして、スーパーセラCを一万分の一混ぜ、米ぬかを千分の二程度と多めに使います。3日間位で、ペーハーが3.5以下になりますから、タンクの半分をすぐ放流する方法です。そして残りの半分の活性液に上記の方法を繰り返します。これで効果が維持できコストも下げられます。効果が維持できているかのチェックは腐敗臭が出てきたら、次の培養はできません。
ボカシを作るには時間と手間がかかりますが、もう少し簡素化できませんか。
野菜作りの肥料として考えるのなら、土に直接、米ぬかなど有機物をまいて、その上にEM活性液をかければ、時間も手間もかなり省け土が有機堆肥化します。
冬の期間、自宅でEM団子を作ると、白いカビがつきません。冬でも作れる方法を教えてください。
冬は寒く気温が低いですので、団子の発酵が遅くあまり白カビが出ません。暖かい所に置けば、発酵が早まりますので白カビが付くようになります。しかし、白カビがなくても乾燥して硬くなっていれば団子の内部は発酵していますので、あまり気にしないで使ってください。
河川への適切なEM活性液の投入量と投入間隔はどの位が良いのでしょうか
活性液の効果をどこまで考えるかによります。EM活性液で河川浄化のみならずその先の海の豊かさやビオトープ化も望むのであれば、投入量を多くしたり投入間隔を狭めたりしたほうが早く効果が表れます。一週間に1トンの活性液を投入し続けて、その効果が定着してきたら、一週間間隔を二週間に広げたり、1トンから500kgに減らしたりしても良いと思います。もし、臭いが出る等の問題が発生したら、臨機応変に間隔を狭めたり、投入量を増やしたりすれば元に戻ります。
ヘドロにEMだんごを投入するとヘドロが柔らかくなり下流に流れ出ますが、どのようなことからでしょうか。
有機物の分解には、悪い腐敗と良い発酵・有用発酵があります。ヘドロは腐敗した有機物の固まりです。これにEMだんごを投入すると、ヘドロを固めていたセルロースが分解されデンプンになり、デンプンが糖に変わりアルコール等有機酸、つまり動植物プランクトンのえさになります。この過程でヘドロが柔らかいコロイド状に変わり、非イオン化し流れやすくなります。これにより海が豊かになり生態系が保護されるようになります。アマモが生えてきたことはその証です。
EMダンゴを作って乾燥させている過程で、ダンゴから黒い毛のようなカビが生えてきますが、生えないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。
黒い毛のようなカビはクモの巣カビの仲間で、紹興酒を作るカビの仲間です。湿気が多いと発生するカビですから風通しを良くして乾燥させれば、発生しずらくなります。しかし、この黒カビが生えていても問題はなく、河川浄化などに効果があります。
EMで廃油を使った固形石鹸を作ると、見栄えが良くないとか油ぽい臭いがするとかがありますが、見栄えが良く、臭いが無いよう作るにはどうすればよいのでしょうか。
油の臭いのない石鹸を作るには、廃油の前処理をきちんとすることが大事です。廃油にEM活性液を入れて攪拌し1ヶ月位置くと発酵分解して、きれいな油が上層に、汚泥が下に沈殿します。この上層の油を使うと、臭いはしませんし見栄えも良くなります。固形石鹸では見栄えが悪いというのであれば、これにEM活性液を加えれば使いやすい液体石鹸になります。また、ハーブを入れて作れば、香りの良い石鹸になります。

EM農業

アスパラガスを良く作るには、畑に何倍くらいのEM活性液を入れれば効果的ですか。
畑に年間、10アール当たり300~500リットルの活性液を入れると素晴らしい株になります。雨の後など湿っている時は原液を、乾いている時は10倍液を投入します。活性液は100倍利器で作り、更にそれを10倍にできますので、経費的にはそんなにかかりません。最初のEM1号に光合成細菌(EM3号)を5パーセント入れると活性液がより安定し効果的です。
硬い赤土の畑に堆肥の他にEM活性液やぼかしを入れると良いと聞いていますが、早く良い作土にする簡単な方法がありますか。
インスタント活性液や青草液肥が簡単で経費が少なくて済む方法です。インスタン活性液の作り方は、ドラム缶でも使わなくなった風呂桶でも使用して100リットルの水に対して1リットルのEM活性液、30グラムのスーパーセラCと米ぬか2リットルを投入してよくかき混ぜます。時期にもよりますが1~2週間位で活性液ができます。これに雑草や野菜くずなどを加えれば青草液肥ができます。活性液や液肥を畑に撒き、なくなったら水とEM活性液を追加すれば、次々にできます。2~3週間で底に溜まった雑草などが堆肥やマルチとして使えるようにもなります。悪臭が出たら、EM活性液を追加投入すれば消えます。このようにして出来た活性液や液肥を1週間ごとに畑に撒いていきます。これを繰り返せば早く良い作土が出来上がります。
トマトやイチゴなどの野菜やミカンやリンゴなど果物の糖度をEMで上げる方法について教えてください。
活性液を作るときに、EM1号と光合成細菌が主体のEM3号を半々に入れて作ります。
光合成細菌は光合成を促進させますので、野菜や果物の糖度が上がります。野菜であれば1000倍の活性液投入後3~5日で効果が表れ、スイカなどは2度位上がります。ミカンやリンゴなど果物でも2週間ほどで効果が出ますが、木の根元に1本につき2~300グラムのスーパーセラCを撒き、この活性液を1本につき原液5リットルを月に1回撒けば、収穫量は2倍なり糖度も上り、幹がしっかりして病気にも強くなります。収穫前だけの使用でなく年中使用することが肝要です。
地元のJAに有機農法としてEMを普及するよう要請しても、なかなか動いてくれません。どうしたら動いてくれるのでしょうか。
2006年12月に有機農業推進法が施行されました。その中で国・地方自治体は有機農業を推進せねばならない責務があると定められました。地元の市役所農政担当やJAの担当へ、この法律のことを話してください。
EM堆肥や活性液を使うと連作が可能と聞いていますが、どのようなことからでしょうか。
同じ作物ばかり作り続けると、
(ア)土壌の栄養バランスが崩れること。
(イ)病害虫が集まること。
(ウ)自家中毒が発生すること。
といった障害がでてきます。特に難しいのは自家中毒を防ぐことですが、連作すると不活性物質であるアミクダリンが生じます。EMを投入すると、これが成長ホルモンに変わります。また、EM中の放線菌がセンチュウなど害虫の発生も抑えます。沖縄に新垣さんというトマト名人がいますが、20年間もトマトの連作で好成績をあげています。トマトの残渣もEM処理し、肥料として使用しています。EMは土壌を蘇生型にしますので連作すればするほど良くなります。
EMを使って病害虫を防ぐ方法を教えてください。
EMで病害虫を防ぐ方法は、農薬がわりに使う発想を捨てていただきたい。農薬のように定期的に散布するのではなく、効くまで使うのが原則です。野菜栽培を例に取るとEM活性液の50倍液に、EM7の5000倍液とスーパーセラCを1000分の1加え、これにEM液体石鹸の500倍液を展着剤代わりに入れ混ぜる。これを朝と夕に病害虫のいる作物に散布する。虫がいたら翌日も朝夕散布する。次の日もいたら散布する。いなくなるまで散布するといった方法で用いるのがEMによる方法です。農薬によるのと違って安心安全だけでなく作物が元気になり、収量もあがり、食味も良くなります。
有機農業資材とEMをいっしょに使う方法を教えてください。
共用は基本的に全く問題がないどころか併用で効果が倍加しますので、どんどん進めて欲しいと思います。野菜作りには、有機農業資材に500倍のEM活性液とEM液体石鹸の500倍液を混ぜたものを散布して使うと、成長が促進され収量アップにつながり、さらに美味しくなります。
水耕栽培でトマトを作っていますが、どの程度EMを入れたら良いのでしょうか。
水溶液に週1回、1000倍のEM活性液を添加する。さらに同じ活性液にスーパーセラCを1000分の1加えた液を葉面散布する方法です。ブラジルではこの方法で、収穫量がアップし、食味が向上し大成功しています。
同じ場所で一つの作物を続けて2、3年作ると苗が生長しないで途中で枯れたりしてしまう連作障害は、EMを使って防げると聞いていますが、どのようにすれば良いのでしょうか。
畑にEMが定着すれば、連作をした方が良く成長します。定着するまでの2~3年は他の作物を栽培するのが良い方法です。要するに土壌中のEM密度を上げることが肝要です。 連作障害には、土壌の栄養バランスが崩れること、病害虫の病巣が出来ること、自分の根で自分を壊す自家中毒が起きることの3つの原因があります。これらからできる連作障害物質をEMは分解し、成長促進物質に変えることで連作障害を無くすばかりか、食味が増し収量を上げていきます。
稲の背丈が高くなり、台風の時など大風で倒伏しがちです。防止策を教えてください。
牛フンが多いと、窒素分が多く背丈が高くなりがちです。倒れないようにするには、後半に、50倍の活性液、1000倍のスーパーセラC、EM7号を少々混ぜたものを投入すれば、かなり防げます。
田植えの後、オモダカやホタルイなどの雑草が生えて困っています。EMでの除草の方法を教えてください。
収穫の終わった秋から翌春の田植え前まで田に水を貯めておくことが必要です。この期間、田にEM活性液を週に1回のペースで投入すれば、雑草は生えません。水の表層を常に発酵状態にしておくと、雑草の種は発芽できないからです。なお、田植え後も週に1回ペースで活性液を投入し続ければ、雑草は防げますし収量は増え品質も上がります。活性液はできたらすぐ投入することが条件ですが経済的な3次活性液でも大丈夫です。
コンバイン収穫後、田んぼに残った稲ワラが春になっても腐植発酵が不十分で、代かき時に浮いて困っています。どのようにしたらよいでしょうか。
収穫後の田んぼに活性液と牛フンや鶏フンを投入すると発酵が促進され稲ワラが堆肥化され沈みますので、浮くことが少なくなります。
米の乾燥防止対策として、米袋の内側にEM3号にスーパーセラCを混ぜた液を噴霧して米が割れないようにしていますが、これで良いのでしょうか。
EM1号と3号を半々にしてスーパーセラCを混ぜたものを噴霧すれば、割米も防げますし、米とモミガラに付着した農薬も無害化します。また、モミガラも良質な肥料になります。
農水省の特別栽培の認証を受けて、化学肥料は全然使わず果樹栽培(柿、栗、梨、柚子)を栽培していますが、農薬は地域慣行の50%以下でやってきまして、EM活性液を使って補ってきました。隣接する畑に沢山のもちの木が植えられて、全く剪定も手入れもしないため、貝殻虫が発生し、その結果すす病になってしまいました。それと、雨が続いたため、地面に近い所にうどん粉病が入ってしまいまして、大変困りました。 EMのかけ方はどの程度が良いのか、農薬とEMの散布間隔はどれ位が良いのか。野菜もチョットやっていて、これは農薬を一切使っていないのですが、果樹に関しては、商品にしているので、気になると50%までは使ってしまいます。果樹も農薬を完全に使用しないで栽培したいのですが、どうすれば良いでしょうか。 また、近隣でかなりの農薬を使いますが、そのドリフト(流入)の問題を解決するにはどうしたら良いのか教えて下さい。
青森県の弘前EM総合ネットで、現在リンゴの無農薬栽培に挑戦しています。また、宮城県では小野寺さんがリンゴの無農薬栽培を実践しています。
これのポイントは、EMセラミックスのパウダー(スーパーセラC)です。パウダーを普通の水性ペンキに混ぜて樹木の幹に塗りますと、貝殻虫はポロポロと剥がれるように落ちていきます。1回塗っても効果が出ないときは、年に4回くらい塗るとダニも貝殻虫もあぶら虫も全部いなくなってしまいます。塗る際は、出きるだけ多くの面積に塗るようにしますと効果が出ますので、農薬を使わずに済むと思います。  うどん粉病の場合は、EM活性液を100倍くらい、パウダーを1000倍に薄めて散布すると良いでしょう。雨が降って水分が高いときは、活性液を10倍くらいに濃くしても構いません。但し、活性液はPH3.5以下の良い品質でないといけません。リンゴの場合、腐乱病も無くなることを担当者が発表してくれました。
もう一つの方法は、パウダーを1000倍くらいに薄めた活性液の原液を根際に思いっきりかける。例えば、梨の成木だと1本に50リットル位を年に2回かけます。根には細根はありませんから原液でも大丈夫です。養分を吸った水が上がり下りするところの波動が高くなるので、吸われた水が良い状態になり、上から下りてくる糖分も根のために良い状態になります。 盛岡市に一の倉邸という由緒ある庭園があり、紅葉の名所ですが、アメリカシロヒトリの被害で紅葉が無くなるほど酷い状態でした。同じようなやり方で注入したり、幹にパウダーを塗ると、アメリカシロヒトリがポトポト落ちてきて、今では全く農薬を使わずに済んでいます。
要するに、EMの力は、最終的にはこの波動の力です。波動のレベルを上げるには、セラミックスパウダーを利用することで圧倒的にパワーアップします。
また、ドリフト(隣接地からの農薬流入)の問題は、以上の処置をしておけば、隣から農薬が来ても分解してしまいますから、影響は無いと考えて結構です。これを参考に挑戦してみてください。
EM活性液を培養するのに、水道水でも大丈夫ですか。
EMを培養する水について、水道水はもちろん人間に害がないようなものであれば、どのような水にでも対応します。
リンゴの収量アップには、どのようなEMの活用法がありますか。
EMを次のように活用すれば、リンゴの収量は30パーセントアップしますし、鮮度も長続きします。まず、葉面散布での使用方法ですが、EM活性液の50倍液とEMシャボン玉液体石鹸(注)の1000倍液を混ぜ、それにEMスーパーセラCを0.2パーセント加えたものを週に1回散布します。次に、木の根元にEM活性液の原液2~30リットルを年に2~3回投入します。さらに、木の根元近くの幹にEMスーパーセラCをEM活性液で溶いたもの1本につき1キログラム塗ると、波動が上がり養分の吸収が良くなるばかりか、ダニや貝殻虫も付かなくなります。
(事務局注:有機JAS認証を目指す栽培には、EMシャボン玉液体石鹸に替え、㈱イーエム総合ネット発売の「EM散布の友」(有機JAS適合品)があります。)
桃やぶどうの病原菌をEMで防ぐ方法を教えてください。
基本的にEMを使用する場合、農薬の使用方法と同じと考えないでください。EMは土の中にいかにEMの密度を高めるかが成功の秘訣です。成木1本につきスーパーセラCを3~5kg幹に塗るか根元にまきます。そこに活性液の10~50倍液を定期的に散布します。カイガラムシ・ダニ・アブラムシなど害虫の防除効果が高まり、木が丈夫になりますので、病害虫が発生しにくくなります。まいているのに病害虫がまだ、発生するようであれば、まだEMの密度が足らないのです。
EMの密度が上がったことが、現象として分かる方法は。
EM中の光合成細菌が活発になり土が盛り上がりますと、密度があがった証拠です。
木にボカシをまく効果的な方法は。
基本的には、木の状況に応じてボカシや活性液を使います。木が疲れていると思ったら、活性液を回復するまで何回も使います。ボカシにして使う方法と米ぬかに直接活性液をまく方法の比較ですが、活性液は水肥料でもありますので、即効性は勝ります。
桃とブドウを栽培していて、マルチングに木材チップを10アールあたり5トン敷いていますが、EMを使って土壌改良する方法を教えてください。
このままですと木の根を痛めてしまいますので、EMを使って窒素固定菌を安定させる必要があります。10アールあたり米ぬか300kgをチップの上にまき、そこにEM活性液を1回につき100リットルを5回ほどまくと窒素固定菌が安定します。EMの密度が適正であるかは、(ア)カラシ菜・小松菜など葉物が、よじれたりせずきれいに発芽するか、(イ)ミミズが増えたか、(ウ)土を水の入ったコップに入れて5分位で透きとおるか、で判断します。これら3つが確認できたら、土壌改良はうまくいったと判断できます。
きのこ栽培にEMを活用すると、菌同士がバッティングし、うまくいかないのではないかと考えますが、きのこ菌とEMの相性は、どうなのでしょう。
EMを構成する乳酸菌・酵母・光合成細菌など微生物は微細なバクテリアです。きのこ菌は、これに比べれば巨大な大木です、大きさや効能も全く違いますので、バティング、競合することはありませんし、EMは、きのこ菌に良い効果を与えます。
菌床づくりにオガコと栄養体を混ぜてぼかしたものを使えばよいと聞きましたが、有効な作り方を教えてください。
オガコの主成分はセルロースです。EMはセルロースをデンプンや糖に変ますので、きのこの栄養分になります。きのこの菌床を有効的に作るには、新しい菌床にEM活性液を入れ古い菌床を混ぜます。こうすると、古い菌床を廃棄しないですみますし、発酵期間も少なくてすみます。また、シイタケ栽培で使用するホダ木に5000倍のスーパーセラC を加えた1000倍のEM活性液を水がわりに使用しますと、10年間は収穫できます。
冬場、豚フン堆肥の発酵が遅いのですが、早く発酵する方法がありますか。
冬場は堆肥へのEM投入量が足りないと、発酵が遅くなります。EM3号を5%とスーパーセラCを少々添加し強化したEM活性液を多めに入れると発酵は早まります。この活性液を使用しますと、北海道の美幌の例ですが、零下15度位でも発酵しています。
豚し尿の活用方法は。
溜めた豚し尿にEMを投入すれば、良質な水肥料に変わります。田に活用すれば雑草の生えない水稲栽培が可能ですし、野菜や果樹どのような農作物にも活用できます。問題は臭いですが、臭いが出たらEM活性液を入れれば、すぐ消えます。臭いが出たら活性液を入れる、これを臭いが出なくなるまで繰り返せば、より良質な水肥料になります。
従来方法で豚の糞尿を堆肥化するには時間がかかってしまいますが、もっと短期間で出来る方法はないでしょうか。
豚の糞尿をEM活性液の入ったタンクに入れると、3日もすれば液肥として使えます。畑などに撒くには臭いなど衛生面が気になりますので、活性液を散布すれば臭いが出なくなります。従来のような発酵を促進させるために何回も切り替えし作業をし3ヶ月間もかけて堆肥にする方法は、豚の糞尿が本来持つエネルギーを熱エネルギーとして逃がしてしまうので、肥料としての効果も少ないし堆肥化する時間もかかってしまいます。
豚の糞尿をEMで処理しています。EMの活力が夏と冬では違いますが、どうすれば同じようになるのでしょうか。
EMが尿の貯留槽に一定レベルまで投入されると、有機物がある限り季節に関係なく活力が保たれます。BODの数値も下水道の放流基準20を下回りますし、窒素・リンもバランス良くなり素晴らしい液肥になります。一定レベルまで達したかの判断は、ハエがいなくなったかどうかです。
畜産場から排出される糞尿により、地域の井戸水や川の水がアンモニアでかなり汚染されています。これをEMで軽減させる方法を教えてください。
井戸の場合、EM活性液を1トンに1リットルの割合で2週間毎に投入しますと、アンモニアが窒素に固定化され、リンも固定化されますので、汚染は止まります。川のアンモニア除去については、個人の力では限界がありますので、地域の協力と行政の力が必要になります。
チューリップ栽培で周りの雑草を刈りマルチとして使い、その雑草にEM活性液をかけて堆肥化していますが、チューリップの球根まで痛めてしまうことがあります。雑草対策として良い方法がありますか。
雑草対策として2つの方法があります。一つは球根を植える前に、生えていた雑草を刈り倒し、ぬかなど有機物をその上にまき、更にEM活性液をまきます。そして、光が入らないようにブルーシートを三つ折りにしてかけます。このまま1ヶ月から1ヶ月半おきますと、EM発酵により雑草が完璧に堆肥化され、雑草の種は発芽しません。こうしてできた土壌に球根を植え込めば、雑草は生えずにチューリップだけ生えてきます。
二つ目は、雑草を活用する青草液肥による方法です。作り方は、100リットルの水に1リットルのEM活性液、30グラムのスーパーセラCと米ぬか1リットルを混ぜ、その中に雑草などを入れて作ります。2週間で液肥になり使えます。
芝の中に生える雑草を退治する良い方法は?
芝にEM活性液を入れた水で、1週間に一度位の割合で散水し続けることです。EMは常に発芽を促します。春の雑草は夏に休眠しますが、EMをまいていれば休眠しないで発芽しますので、草取りをしていけば、種も残せず雑草は翌年には生えてきません。夏の雑草にも同じことがいえますので、翌年の芝生には春から夏の雑草は生えなくなり、芝だけになっていきます。
殺虫剤を使わないで、病害虫を防ぐ方法を教えてください。
EMでの病害虫対策は、10~50倍に薄めたEM活性液にEMシャボン玉液体石鹸の500倍液、スーパーセラCを500分の1、EM7を5千分の1、EMXゴールドを1万分の1、それぞれ加えます。これを病害虫がいなくなるまで毎日、散布します。いなくなったら1週間に一度位続けますと、病害虫を防ぐだけでなく元気に成長もします。
EMを使って雑草が生えなくなる方法を教えてください。
雑草は常に土壌表面が発酵状態にあれば発芽しませんので、例えば、稲刈り後の田に水をはって、そこにEM活性液を投入しておけば、雑草の生えない水稲栽培が可能です。また、畑には収穫後にぬかなど有機物をまいて、それに活性液を散布して光が通らないようにシートなどで表面を覆っておけば、雑草の種は発酵して発芽できなくなります。その後に野菜の種をまけば、雑草は防げます。
生ごみ堆肥で土を良くすればするほど、モグラに悩ませられています。どのような対策があるでしょうか。
モグラ対策にはEM1と唐辛子で作った発酵液を畑に散布してください。忌避効果があるので非常に良く効きます。
ジャガイモ栽培でオケラの被害にあって困っています。自分で作ったストチュウを散布しているのですが、なかなか減りません。どうすれば被害が無くなるでしょうか。
基本的には、もっとEMを使って有機分解を促進すれば、オケラなど害虫はほとんど発生しなくなります。EMスーパーセラCを10アール当たり20キログラム投入すれば有機物の発酵が促進され害虫はいなくなります。また他に、忌避効果のあるものとしては、EM1と唐辛子で作った発酵液を200倍程度に薄めて畑に散布してください。害虫だけでなく、猪など野生動物の被害も防ぐことができます。
種を蒔いて新芽がでるとすぐ虫にやられてしまいます。野菜の幼苗期の害中対策を教えて下さい。
園芸作物は苗7分作といってスタート(育苗)段階でレベルを上げることが成功の秘訣です。害虫にやられないよう苗の段階から健康で強く育てることですが、それには二つのことが重要です。まず一つは、種まきの1週間くらい前に畑へEM活性液の濃い希釈液(10倍くらい)と菜園EMパウダー(EMスーパーセラ発酵C)の1万倍液を散布することです。もう一つは種を蒔く1週間くらい前に種を菜園EMパウダーでまぶしておくことです。EMで育苗環境を強化した畑に同様に強化した種を蒔いて、発芽したらEM活性液の1000倍程度の希釈液を5回くらい続けて散布します。この栽培方法に切り替えたU-ネットの大豆農家は反当り200kgだった収穫量が350kgにもなっています。
豚が風邪をひくと抗生剤を飲ませますが、飲ませなくても良い方法がありますか。
ビタミン剤にEMXゴールドを5%、EM蘇生海塩を1%混ぜて飲ませれば、予防効果が高くなり風邪はひかなくなります。

漁業

海浜にEM二次活性液の原液を直接流し浜の環境改善を図った結果、ヘドロは激減し貝類が増え絶滅危惧種の「ハクセンシオマネキ」も復活し大いに成果が上がっています。しかし、アマモやホンダワラが浜から100m位離れた深い所から生えているので、原液では強すぎるのではないか心配していますが、どのようなことでしょうか。
アマモやホンダワラの海草類が浜辺や浅い所より深い所から増えてくるのは生態的な特徴です。浜にアサリなど貝類が増えていることは、海全体が良くなっている証明です。浜に原液を流すことで悪影響はないので、強すぎることはありません。

水質浄化

硫黄鉱山の影響で川の水が超酸性です。EMを使って中和したいのですが、どのようにすればよいのでしょうか。
川の水を貯める池を造りアンモニアを発生する糞尿など有機物を入れます。これにEM1号と光合成細菌(EM3号)を投入すると、イオウ細菌が発生して池の底に硫黄として固定され、その水はアンモニアのアルカリと反応して中性化します。
浄化槽の時に投入していたEMは、下水道が完備した後も効果があるのですか。
下水道になってもEMを投入し続ければ、排水路に沿ってEMが定着するので排水が スムーズに流れ水質も良くなりますので、下水処理経費が節約できます。 下水処理場にEMタンクシステムを設置し流せば、処理水は浄化されますし下に溜まった汚泥は更にEM処理すると肥料になります。下水道処理にかかる経費は現在の20分の1で済みます。 EM処理をすれば、下水道は生ごみと同じように社会的資源であり資源生産装置となり、農業振興や環境改善につながり田畑を川を海を豊かにするとてつもない宝となります。
合併浄化槽からの排水に含まれる大腸菌を環境基準以下にするには、どの程度EM活性液を投入すればよいのでしょうか。
排水の大腸菌をEMで浄化する場合、ある時期、大腸菌が増える時があります。今まで汚染物質の中に隠れていた大腸菌が汚物の分解によって出てくるものです。これは一時的なものですので引き続きEMを投入し続ければ環境基準(1000個以下/100ml)以下になります。川などの浄化を早めるにはEMの密度を上げることが大事ですから、もっと大量に、もっと簡単な方法で投入したほうが、より効果的です。水100リットルにつき1リットルのEM活性液、1~2リットルの米ぬか、100CCの糖蜜を混ぜ1週間から10日培養して保存せず、すぐ投入します。これを繰り返しますと大腸菌は基準以下になります。2週間以上培養しますと、かえって雑菌が増えて効果が薄れます。
1ヶ月に80~100リットルの二次活性液を投入していますが、排水口に白い固まりの異物が溜まっています。これを取り除くにはどのようにしたらよいのでしょうか。
白い固まりの大半は油類です。レストランなどの浄化槽ですと、これが野球ボール大になることがあります。基本的にはEMの密度が上がっていないから発生するものです。白い異物に直接ぼかしをまき、活性液をもっと多く投入すれば異物は分解され、消えて無くなります。
生ゴミを集めてEM1でぼかしを作っていますが、もっと効果的でオリジナルなぼかしの作り方を教えてください。
生ゴミで作る堆肥の質を上げるには、EM1にスーパーセラCを0.1~0.2%プラスして、ぼかしを作ると機能性が上がり、病害虫がなくなり成長も早くなります。
野菜作りに使用している井戸に大雨の時など外から水が入り悪臭が発生する時があり、野菜作りに悪影響があるのではないか不安です。この悪臭の消臭方法を教えてください。
井戸に100分の1位になるようEM活性液を入れると、井戸水がEM化されて臭いが消えます。さらに、井戸の周りにもEM活性液を入れれば、井戸周辺の水に含まれる有機質が肥料化していきますので、作物の栄養になります。 有機農業は近辺の有機物を完全利用するやり方が安くて効率的です。雑草や野菜くずなどを利用した青草液肥を作って使ってみてください。作り方は、100リットルの水に1リットルのEM活性液、30グラムのスーパーセラCと米ぬか1~2リットルを混ぜ、雑草や野菜くずなどを入れて作ります。4日で液肥になり使えます。なくなったら水とEM活性液を追加します。さらに4日毎に液肥として使え、2週間で底に溜まった雑草などが堆肥として使えるようになっています。悪臭が出たら、EM活性液とスーパーセラCを追加投入すれば消えます。この雑草などに、ミント等ハーブ類を加えれば害虫よけにもなりますし、この地域ならミカンの葉なども使えます。 これは水田にも応用できます。雑草は入れずに米ぬかの量を2リットルに増やし発酵させると1週間で使えます。この液肥を1週間おきに10アール当たり10~15回投入すると、雑草は生えないし7~8俵だった収量が10俵に増えます。 EMを地域にあわせて色々な方法で使い限界突破にチャレンジしてください。

生ごみリサイクル・バイオマス

ボカシを土に還した時、赤や黄色のカビが着きますが、どうしてでしょうか。
赤色のカビは光合成細菌です。黄色のカビは酵母で時間が経つと褐色に変化します。このように色がつくことは熟成が順調である証拠で良い兆しです。

EM環境学習

プールには塩素が入っているのでEMが死んでしまうのではないか心配ですが、大丈夫なのでしょうか。
現在のEMは1ppm以下の塩素濃度であれば、死なずに活動できます。EM中の一部の菌が死んでも、酵素の触媒作用で増殖していきますので、大丈夫です。
冬の期間、自宅でEM団子を作ると、白いカビがつきません。冬でも作れる方法を教えてください。
冬は寒く気温が低いですので、団子の発酵が遅くあまり白カビが出ません。暖かい所に置けば、発酵が早まりますので白カビが付くようになります。しかし、白カビがなくても乾燥して硬くなっていれば団子の内部は発酵していますので、あまり気にしないで使ってください。
学校ではEMを使って、活性液・米のとぎ汁発酵液・プール清掃・ぼかし作り・河川浄化・生ゴミ堆肥・トイレ清掃・石鹸作りと数々の環境活動を行って多くの成果を出していますが、学校でできるこれ以外の方法を教えてください。
教室の中の清掃にも使ってください。天井やガラスにも使って、EMで教室の環境を良くすれば、生徒の皆さんに落ち着きが出てきて、頭も良くなります。それから、校庭にEMをまくと、雑菌が減りスポーツでの怪我も少なくなります。また、風が吹いても、ほこりが飛びません。
学校校舎にフラワーポットを利用し、野生ホップかゴーヤでグリーンカーテンを作るのですが、EMでフラワーポットの土作りをする効果的な方法を教えてください。
グリーンカーテンも3階、10m以上にするには、基本的にはポット植えは向いていません。しかし、ポットにEM堆肥の土を使い、EM活性液を定期的に投入すれば可能です。安城市役所(愛知県)では、ゴーヤで3階までのグリーンカーテンを成功させています。

EM効果

トリクロロエチレンやダイオキシンなど難分解性化学物質をEMで処理できると聞きましたが、どういう理由からでしょうか。
難分解性化学物質で汚染された土壌を無害化する方法で、大規模な機械や装置も必要とせず簡単で費用も比較的安価で済むのが、汚染土壌に直接EM活性液を投入する方法です。難分解性化学物質を早く分解する微生物として知られているのが蛍光性シュードモナスとリグニン分解酵素です。抗酸化能力のあるEMは土壌中の微生物環境を良くし多様性が増すので、これら蛍光性シュードモナスやリグニン分解酵素のエサも増え増殖スピードが上がるのです。EMはこれら微生物と共生関係が成り立つので、トリクロロエチレンやダイオキシンなど難分解性化学物質を分解し無害化できるのです。
EMでクリーニングすると、水は真っ黒に汚れるのに洗われる物は真っ白になりますが静電気の影響が無くなるからとか聞いていますが、どのような理由からですか。
汚れには2つの原因があります。1つは洗濯物に電気が帯びているので、イオン化と言いますが、汚れを付着させてしまうことです。
2つ目として汚れは酸化物ですので洗濯物にこびりついてしまうことです。
EMは非イオン化、つまり電気を取りますので汚れを洗濯物からはがします。また、もう一つの汚れである酸化物を抗酸化作用で分解します。ですから洗濯物は真っ白になり水は真っ黒に汚れても、洗濯物にはくすみなど薄汚れも付かない、つまり再汚染がないのです。
東北は年間を通じて寒い期間が長いので、その期間でも可能なEMによる河川浄化活動やEM活用方法はないものでしょうか。もしくは、低温でも培養可能な寒冷地対応型のEMは作れないものでしょうか。
EMは40℃近辺で最も活動するが、寒い時でも休眠しながら生きています。ウラジオストックのような極寒の地でも使っている実績があります。
暑いときに蓄えられたミネラル類が酵素として活動していますので、例えば前年の暖かいときにEMボカシを作っておけば酵素が効いてくるので、冬場でもどんどん使うようにすると効果が上がります。
(事務局注:「温度が上がる春から夏季に先駆けてEM団子を河川に投入すると、水温上昇と同時に善玉菌の活動が活発化して日和見菌を仲間にし、腐敗菌の活動を抑制する」という効果もあります。)
取引先のレストラン経営者が、私の作った米を波動測定器にかけたところ、最高値+20を示したそうです。「波動」についてわかりやすく教えて下さい。
プラス波動は蘇生的な重力波の力と言えます。波動の測定は重力波を人間の体で増幅しておいて、免疫力をベースにしたコードで測定しています。  お米で言えば21を最高に14は体に良い、15以上は凄い、20以上は究極の品質のお米であるという数値です。自分のお米を自分で波動測定すると自分の思いが入ってしまい、正確ではありません。第三者に測ってもらうのが望ましい。複数の人間が測定したらさらに良いでしょう。間違いなく再現性があります。即ち信頼性があるということです。 20というのは普通ではあり得ないほどの素晴らしい値です。最終的には田んぼの土が+20であれば最高です。この田んぼでは徹夜してはたらいてもくたびれないほどの田んぼということになります。逆にマイナス値になると体に悪い状態です。  詳しい波動の説明は1時間にもなるので、ここでは省略します。波動は化学的に証明できないのではなく、信頼できることが大事であり、波動測定値は品質判定に有用です。とにかく20というのは凄いです。
(事務局注:波動値の測定には人体と測定器を使用しますが、人の指を使ったOリングテストでも体に良いものか悪いものかを簡便に測定できます。)

普及活動

私(EM四季の会代表小野羊子)は、坂東市になる前の猿島町で平成4年に、「猿島の大地を考える会」をつくりました。それは、個人的にどうやって生きていけば良いのか行き詰っているときに、宮澤賢治によって生きていく光を与えられ、人間の正義が究極だと感じ、自分自身の生き方を見出したからです。一人でこつこつとゴミ拾いをやっていく内に、人間的な関係の大事さや勇気を与えられてきました。その後、自分のところにふりかかってきたゴルフ場の建設問題がきっかけになりまして、環境問題に開眼し、根本的に環境問題を解決してくれるものはないかと「大地を考える会」の中で模索している内に、いろんな仲間に出会い、EMに出会いました。 平成8年から、行政とタイアップして、「生ゴミの堆肥化用にボカシを作って希望者に無料配布」をスタートし、坂東市に合併するまで8年間続きました。水質浄化についても、会の方で、EMが本物かどうか自分自身で納得いきませんとエネルギーが出ませんので、3ヶ月間、会の費用を使って、行政が困っている排水路で実験し、その結果を元に行政に働き掛けて、EM活性培養装置の助成を半分いただいて、米のとぎ汁を流さない運動をスタートし、今では200名の皆さんで運動を展開しています。プールの浄化もやっていますが、行政が新聞社に繋げてくさって、読売新聞にとりあげられました。最初は、合併することのマイナス面だけでしたが、とにかく何か行動する事で明かりが見えてくるということを、EMを通して学びました。
先ほどのNPOエコライフ・川谷さん(第2回・学校教育で紹介)の場合もそうですが、小野さんの場合にも信念を持って本気で取り組んでおられます。
地球環境・共生ネットワークも私が地球環境財団の理事長時代に環境推進委員会というのがあって、これは第一線をリタイアした人が、現役時代は仕事や競争があって出来なかったけれど、社会のために役に立ちたいという人がいてやってきました。これが今やNPOになって地球環境・共生ネットワークになったのです。
平均年齢が80歳から90歳になろうとしているときに、60歳や65歳で定年になって、これから30年もどうして生きていくのだという話になります。自分が過去いろいろな経験を積んでいるのですから、チャンスさえあれば自分の過去よりはるかに良い未来をつくることが出来る筈です。皆さんそれぞれに自信がありますよ。そういうチャンスが自分に回ってこない、あるいは体や頭がいうことを利かない、という状況のせめぎ合いなのです。ですけど、EMを通してそれを繰り返していくうちに、どんどん問題を解決していくようになります。要するに、見返りを求めないボランティアで、しかも高齢の生きがいです。自分の人生を最終的に振り返るとき、自分は世の中のために役立ったという安心感がなかったら、あの世にはなかなか行けないでしょう。みんなに迷惑ばかり掛けただけでは納得しないでしょう。人生は納得してあの世に行くことが一番良い生き方なのです。 そのためには、善循環の輪を含めて、それぞれが自分の生きがいを作り上げていく事です。
自分がやっていることが、自分のためでもあり、社会のためにもなり、将来の世のためになっているという価値判断や判定基準、これはある意味での人生観です。それを従来のとらわれから一度帳消しにしてチャレンジする、そういうお話をいただいたと思います。
EMの素晴らしさとEM商品が毎日の生活に有用であること等、EMの知名度を保育園のお母さん方に普及するには、どのように勧めたら最も効果的か教えて下さい。
学校教育に入れるしかないでしょう。小さい時に“EMは効くぞ”とわからせることが大事です。最初はPTAなどの総会に提案して討議してもらう方法も良いでしょう。
EMの教材としては、素晴らしいテキストが最近出版され市販されています。本のタイトルは「明日からできるEM環境学習」です。事例のCDも付いているのである程度EMを理解している先生にこの本を渡せば直ぐに使えるでしょう。定価は1,000円と内容に比して非常に安価でカリキュラムの中にも入れられるし、地域や社会活動の中でも使えます。
子供がEMを知っていると地域の大人とも十分協力し合うことが可能です。ここからやったらどうでしょうか。大人が子供と交流する機会にもなります。
EMの安全性については、タイの医学会でも認められているので全く心配する必要はありません。
わらしべ舎(福祉施設)近くにある天沼の水質浄化は進んでいるが、さらに西多賀地域全体の環境問題への取り組みに結びつけるため、その足がかりをどのように進めたら良いかアドバイスをお願いします。多くの実践例からヒントをください。
福祉施設にあっては、特に大きなハンディ(知的障害など)を背負った子供たちが自立しようと思っても大変難しいことです。その子供たちは健康や行動の問題から、健常者にいつも世話をして貰っている負い目を持っています。
ところが今の事例発表のように、地域で誰もやらなかったことをやると、地域の財産となり互いに声を掛け合うようになります。EMを使い始めると河川の浄化活動や石鹸、ぼかし作りなどで地域の人達に大きな社会貢献をすることができるので、必ず地域の人たちが協力を始めます。
ホタルが飛ぶのを見たら皆が感動する。地域全体をEMで席巻する。EMを活用してやっていけば周囲が協力する関係ができ、必ず良くなります。自信を持ってどんどんやってみてください。
マスコミにも協力してもらって、福祉施設での活動の様子やイベント開催について周辺地域の親や子供たちに情報を流す。そうしますと子供たちも前向きになります。
クリエイティブな活動の輪を作ると決定的な協力者が必ず現れます。地域の学校の参加が大きな影響を与えます。あせらずにゆっくりやると必ず成果が出ます。ぜひチャレンジして下さい。
EMを使ったプール清掃がなかなか拡がりません。良い方法だと思っているのですが、どうすれば拡がるでしょうか。
他の先生にEMを理解してもらい拡げようとするよりは、PTAや地域の人などから子供たちの健康や環境に高い関心を示す有志を募って、いっしょに子供たちが環境に関心を持つようにとの思いで、進めたほうがよいと思います。

書籍のご案内

シントロピー【蘇生】の法則~EMによる国づくり~

シントロピー【蘇生】の法則~EMによる国づくり~

価格:1,000円(税込)